鬱で休職した先生
私の中学時代の副担任の先生はかつて鬱で休職したことがある先生だった。何で知ったかと言うとその先生自身が学年集会で告白したからだ。今メンヘラである私はその先生の存在に疑問を抱いている。
先生は順風満帆な人生を送っていた。高校も大学も県で一番の学校に志望通り合格し、教員採用試験も一発で合格。結婚して娘も生まれ幸せなはずだったのだが突然何をするにも憂鬱な気分になり…という経緯だったのだそうだ。こんな話を聞いたら普通は同情すると思うけどそうではない。私の友達はその先生にいじめられて部活を退部したからだ。
その友達は美人で成績も良くてスポーツも出来、何より優しい女の子だった。だけど先輩たちから激しいいじめを受けた。いじめられていたのはその子だけではない。もう一人やっぱり美人で頭の良い子も早々と退部に追い込まれた。理由は絶対にひがみだと思う。その部活には不穏な空気がすでに流れていた。いじめはあからさまだったが、先生は止めもしなかった。それでもなんとか先輩が引退するまで辛抱し続けた友達だったが、今度は代わりに先生が友達に理不尽な叱責をするようになった。授業では生徒のまえでその子をあげつらって笑い、部活では激しい叱責。耐えられなくなった友達は退部を願い出た。すると先生は部活集会を開き、部員一人一人にその子の欠点を言うように命令した。部員は先生の言われた通りにした。友達が部活内で唯一信頼し、よく相談していた子まで。(「相談が負担だった」と言ったらしい)そんな地獄のような部活集会を経てようやく友達は解放された。
今メンヘラになった私はその先生の存在がますますわからないでいる。おそらく鬱の他にも…と思うのだが。鬱で休職まで追い込まれた先生はなぜ生徒いじめに走ったんだろう。先輩からのいじめとは違って理由がわからない。多分その先生は今でも寛解していない気がする。今もどこかで生徒をあげつらって笑ったり、吊るし上げたり、理不尽に叱責しているのだろう。
許しを得る方法
って意外としられていない気がする。いまの社会は許されない社会だと感じる。仕事でも人間関係でもだ。一度失敗してしまったら許されない。どんなに謝っても。
私は一方的に怒りをぶつけられて育ってきたのでただひたすらに平謝りする方法しか知らない。なぜ誤った行動に至ったのかを説明しようにも私の発達特性(言葉にして説明するのが苦手)からして言い訳にとられてしまったりして火に油を注いだ経験しかない。
私は自分を嫌っている人物になぜか許してもらおうとしていた。"私が嫌い?あっそ!"ではなく。後者の態度の方が健全だ。私の場合は相手に固執してしまっている。偏執狂になってしまっていた。私は許してもらおうと相手に固執もしてたし、嫌いな人物は絶対に許さない・忘れないという態度だった。もうそんなのはやめよう。でも外の世界はそうじゃない気がする。どうすればいいんだろう。
メンツ
メンツを気にしすぎるのはある種のメンヘラ、という一文をみかけてハッとした。
そうなんだ、気にしないんだ。メンツをきにする→周囲の目・世間体を気にしすぎるとはつまり自己愛的な行いなのかも。
でもそうすると、プライドも何も無い舐められやすい人になるんじゃない?自己主張するよりしなかったときの方が後々トラブルが多かったので、私にはすこし当て嵌まらないかも。